片脚切断のエジプト男性、息継ぎなしで泳ぐギネス記録で2冠

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2つのギネス記録を樹立したオマル・ヘガジさん/Mohamed Abd El Ghany/Reuters

2つのギネス記録を樹立したオマル・ヘガジさん/Mohamed Abd El Ghany/Reuters

(CNN) 7年前に事故で片脚を切断したエジプト人の男性が、水中を息継ぎせずに泳いだ距離で2つのギネス記録を樹立した。

オマル・ヘガジさん(31)はまずフィン(足ひれ)なしで56.48メートル、さらにフィンを着けて76.7メートルを泳ぎ切った。どちらも片脚をひざ上から切断した部門の世界新記録だ。

ヘガジさんはインスタグラムへの投稿で「友人や家族、コーチのまなざしから感じる友情と無償の愛がうれしかった」と、喜びを語った。

シナイ半島で金融業界の仕事に就いていた25歳の時、バイクの事故でトラックにひかれ、病院へ運ばれた。数日後に片脚切断の選択を強いられ、さらに何週間もの入院生活で、トイレに自力で行くなど日常的な動作の訓練を受けた。

スポーツに挑戦しようと思ったのは、片脚を切断しながら筋トレで知られる「ウォールシット」ポーズの最長記録を持つレバノン人女性、ダリーン・バーバーさんや、スキューバダイビング10キロのタイムで新記録を出した車いすのクゥエート人男性、ファイサル・モサウィさんら、ギネス保持者の話を読んだことがきっかけだという。

最初は怒りやフラストレーションのはけ口として泳ぎ始めたが、同時に大きな自由と自信を手に入れることができたと、ヘガジさんは振り返る。

ヘガジさんはこのほかにも2017年にサウジアラビア国境のアカバ湾を泳いで渡り、自転車で700キロを走破した実績を持つ。現在は障害を持つ人々の声を代表する啓蒙(けいもう)活動家として活躍している。

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