新型コロナワクチンの4回目接種、予防効果は短期的か イスラエル研究

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新型コロナウイルスワクチンの追加接種を行う看護師=1日、米イリノイ州ハインズ/Scott Olson/Getty Images

新型コロナウイルスワクチンの追加接種を行う看護師=1日、米イリノイ州ハインズ/Scott Olson/Getty Images

(CNN) 米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの4回目接種をめぐり、感染予防効果は限定的で、数週間しか持続しないというイスラエルでの研究結果が報告された。

研究チームは、60歳以上のイスラエル人125万人あまりについて今年1~3月の健康記録を分析し、その結果を米医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に報告した。期間中の感染はオミクロン株が主流だった。

4回目を接種したグループは接種後4週目の時点で、重症化のリスクが3回接種のグループに比べ、3.5分の1に低下していることが分かった。この効果は6週後でも弱まる傾向がみられなかったが、短期の研究だったため、正確な持続期間は判明していない。

感染が確認されるリスクは、4週目で3回接種組の2分の1に下がった。だが予防効果はこれをピークに弱まり始め、8週目のリスクは1.1分の1と、ほぼ元に戻っていた。

現行のワクチンはもともと従来株の予防を目指して開発されたため、オミクロン株に対しては同等の効果が期待できないという背景もある。

米国では免疫不全患者に加え、ファイザー製または米モデルナ製のワクチン接種から4カ月以上経過した50歳以上の成人に対する4回目接種の緊急使用が、先週許可されたばかり。一般市民に4回目を打つ必要性をめぐっては、今も議論が続いている。

米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は6日、追加接種をめぐる今後の方針を議論する予定だ。

米疾病対策センター(CDC)によると、米人口全体のうちワクチンを少なくとも1回接種した人は約66%、追加接種まで完了した人は30%にとどまっている。

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