ワクチン4回目で抗体上昇、それでもオミクロン予防には不十分の可能性

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新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、3回目接種よりも抗体が増えるものの、オミクロン変異株によるブレークスルー感染を防ぐには不十分な可能性があるとの研究結果が報告された/Jack Guez/AFP/Getty Images

新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、3回目接種よりも抗体が増えるものの、オミクロン変異株によるブレークスルー感染を防ぐには不十分な可能性があるとの研究結果が報告された/Jack Guez/AFP/Getty Images

(CNN) ファイザー製とモデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、イスラエルの病院が17日、3回目接種に比べて抗体価が高まる可能性はあるものの、オミクロン変異株によるブレークスルー感染を防ぐには不十分かもしれないとする暫定的な研究結果を発表した。

イスラエルのシェバ・メディカルセンターは、ファイザーとビオンテックが共同開発したワクチンについては2週間、モデルナ製ワクチンについては1週間の経過観察を行った。その結果、ファイザー製ワクチンは4回目接種後2週間で抗体と中和抗体の数が増え、3回目接種後に比べてもわずかに上昇していた。ただし「オミクロン株に対しては恐らく不十分」との見解を示している。

同病院は12月から健康な人を対象として、試験的に4回目のワクチン接種を開始していた。

4回目接種は医療従事者154人にファイザー製ワクチンを、120人にはモデルナ製ワクチンを投与して、4回目接種を受けていないグループと比較した。

4回目接種を受けたグループは抗体価が上昇したものの、オミクロン感染を防ぐために必要な抗体価は「たとえ良いワクチンであっても高すぎるようだ」と医師は指摘。それでも4回目接種を受けたグループの方が、接種を受けていないグループに比べて、感染者はわずかに少なかったとしている。ファイザー製とモデルナ製の間に大きな差はなかった。

この結果を受けて同病院の医師は、「リスクの高い人に4回目の接種を認めるという判断は正しいと思う。しかし、国民全員に接種させるという判断の根拠としては、恐らく十分とは言えないだろう」と話している。

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