まるで「泳ぐ頭」 5億年前の巨大海洋生物、カナダで化石発見

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ティタノコリスは様々な形をした甲羅で覆われていた/Lars Fields/© Royal Ontario Museum

ティタノコリスは様々な形をした甲羅で覆われていた/Lars Fields/© Royal Ontario Museum

(CNN) 今から5億年前、海は海洋生物というよりも宇宙人のような生物に満ちていた。そんな中でも異様な姿をした、当時としては巨大な生物の化石が見つかった。

新しく見つかったのは、原始的な節足動物ラディオドンタの仲間のティタノコリスの化石で、体長は50センチほど。当時の海洋生物が軒並み小指ほどの大きさしかなかったのに比べると、巨大だった。

ラディオドンタは多様な生物が爆発的に増えた5億4100万年前の「カンブリア爆発」によって、広範に分布するようになった。

化石はカナダのロッキー山脈にあるクーテネイ国立公園のカンブリア紀の岩石から発見され、王立オンタリオ博物館の研究チームが8日の学術誌に発表した。

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