ヴァージン・ギャラクティック、鏡張り宇宙船「スペースシップ3」のデザイン公開

ヴァージン・ギャラクティックが公開した新型宇宙船「スペースシップ3」のデザイン/Virgin Galactic

ヴァージン・ギャラクティックが公開した新型宇宙船「スペースシップ3」のデザイン/Virgin Galactic

テキサス州オースティン(CNN Business) 来年中に顧客を宇宙に送ることを目指す米宇宙旅行会社、ヴァージン・ギャラクティックは3月30日、新型宇宙船「スペースシップ3」のデザインを公開した。機体には同社が「鏡のよう」と形容する反射コーティングが施してあり、顧客の宇宙旅行体験に一段と興趣を添えそうだ。

同社によると、新型宇宙船の飛行試験は今年夏に始まる見通し。

スペースシップ3は外観的には、同社が10年以上にわたって試験してきた宇宙船「スペースシップ2」によく似ている。ただ、新型船はより製造しやすい設計なほか、毎年400回の準軌道飛行を行うという同社の目標実現に向け十分な耐久性も備える。

機体には「鏡のような」反射コーティングを施している/Virgin Galactic
機体には「鏡のような」反射コーティングを施している/Virgin Galactic

一方で、同社は引き続きスペースシップ2の試験を行っており、5月には次回試験を実施する予定。これまで2回の試験飛行に成功したものの、昨年12月の試験は中止となった。

ヴァージン・ギャラクティックは20年近くに及んだ開発段階を経て、いよいよ年内に創業者の英富豪リチャード・ブランソン氏を宇宙に送る見通しだとしている。その後、完全な商用飛行の運営も始める予定だ。

同社の開発プログラムは長年、さまざまな理由から遅延に見舞われてきた。遅れの要因には試験パイロット1人が犠牲となった14年の死亡事故、技術的な問題、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)などが含まれる。

昨年12月に予定していた飛行試験では、スペースシップ2に搭載されるロケットモーターのコンピューター接続が途絶え、試験が中止になるトラブルもあった。

ヴァージン・ギャラクティック社によると、これまでに獲得した顧客は約600人。近くチケット販売を再開する予定だが、新チケットの値段は25万ドル(約2770万円)を超えるとみられている。25万ドルは米住宅価格の中央値を上回る。

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