オランウータンとボノボにコロナワクチン接種 米動物園

サンディエゴ動物園で、オランウータンとボノボに対して、新型コロナウイルスのワクチンが投与された/Daniel Knighton/Getty Images

サンディエゴ動物園で、オランウータンとボノボに対して、新型コロナウイルスのワクチンが投与された/Daniel Knighton/Getty Images

(CNN) 米カリフォルニア州のサンディエゴ動物園などを管理する非営利団体は7日までに、同園で飼育している複数のオランウータンとボノボに新型コロナウイルスのワクチンを投与したと発表した。

同園のサファリパークでは数週間前、8頭のゴリラが新型コロナに感染していることが判明。ただ、症状は軽度で、せき、うっ血や疲労感が見られていた。8頭はその後、完全に回復していた。

オランウータンなどに今回使用したワクチンは動物向けに開発された種類のもので、管理団体の獣医が接種の作業が容易に進みそうで感染の危機が最も大きそうな個体を選んだという。接種は今年1月に開始され、今月まで続いた。最初と2回目の投与には3週間の間隔を空けた。

接種を受けた個体の体調は良好で、副反応も見られないとした。

管理団体の広報担当者によると、感染が見つかったゴリラにはワクチンを投与しなかった。体内の免疫システムが新型コロナへの抗体をもたらしたとみている。

動物の新型コロナの感染事例の大半はこれまで犬やネコなどペットに起きていた。動物園で飼育中の動物でも発生しており、感染した飼育員との接触が原因の可能性がある。

米ブロンクス動物園では昨年4月、複数のトラとアフリカライオンの感染がわかり、ケンタッキー州ルイビルの動物園では複数のユキヒョウに陽性反応が出ていた。

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