バスの乗客、生きたヘビをマスクとして着用 当局が注意喚起 英国

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バスの中でヘビを顔に巻き付けた乗客/PA

バスの中でヘビを顔に巻き付けた乗客/PA

(CNN) 生きたヘビをマスクとして使用しないで――。バスの中で大きなヘビを顔に巻き付けた乗客が目撃されたことを受け、英国の運輸当局が乗客に対してそんな呼びかけを行った。

この光景は14日、イングランドのマンチェスターに向かうバスの中で目撃された。乗客の男性は、首と口の周りに大きな茶色いヘビを巻き付けた姿で乗車していた。

目撃者の女性は地元メディアの取材に対し、最初は冗談のマスクだと思っていたが、そのうちヘビが手すりに巻き付いて這(は)い始めたと話している。

英国では健康上の問題がある場合などを除き、公共交通機関を利用する際のマスク着用が義務付けられている。

ネットに投稿された写真を見る限り、問題の男性はヘビの下にマスクを着用していなかった。

ヘビはバスの手すりにも巻き付いていた/PA
ヘビはバスの手すりにも巻き付いていた/PA

マンチェスター都市圏の運輸局広報はCNNの取材に対し、乗客は一部の例外を除き、公共交通機関でのマスク着用を義務付けた政府の規定に従ってほしいと呼びかけた。

マスクの種類については「サージカルマスクである必要はない。手製のマスクでも、スカーフやバンダナなどでも構わない」としたうえで、「多少の解釈の余地はあるものの、ヘビ皮の使用、特にまだヘビに付着している状態での使用には、この解釈は拡大できないと考える」と言い添えている。

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