週末の「寝だめ」は逆効果? 健康への悪影響指摘 米研究

平日の睡眠不足を週末で補う「寝だめ」の悪影響が新研究で明らかに/Shutterstock

平日の睡眠不足を週末で補う「寝だめ」の悪影響が新研究で明らかに/Shutterstock

(CNN) 平日にたまった疲れを解消しようと週末に寝だめすると、体重が増えて長期的には健康に悪影響を及ぼす可能性がある――。そんな研究結果がこのほど学術誌に発表された。

論文を発表したコロラド大学睡眠研究所のケネス・ライト所長は、「平日に続いた睡眠不足を週末の寝だめで補おうとしても、平日になってまた睡眠不足が続けば、体内で血糖値をうまくコントロールできない状態は改善されない」と解説し、「再び睡眠不足の生活に戻れば、長期的な健康に悪影響を及ぼしかねない」と指摘する。

米睡眠医学会が勧める夜間の睡眠時間は成人で1日当たり最低でも7時間。子どもの場合はそれ以上の睡眠を必要とする。

研究チームは健康な若い男女36人を3グループに分け、第1グループには1日9時間の夜間睡眠を、第2グループに1日5時間の夜間睡眠をとってもらった。一方、第3グループは月曜~金曜までの夜間睡眠を5時間にとどめ、週末は好きなだけ寝る生活をそれぞれ10日間続けてもらった。第3グループは日曜夜はできるだけ早い時間に就寝し、月曜からはまた1日5時間の睡眠に戻った。

その結果、睡眠不足の第2グループと第3グループは夕食後に軽食を食べる量が増え、10日間の間に体重が増えていた。この傾向は女性より男性の方が顕著で、睡眠不足の男性は平均で2.8%、女性は1.1%体重が増加。一方、週末に寝だめした男性は体重が3%増えたのに対し、女性は0.05%増にとどまった。

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