ガラパゴス・サンティアゴ島、約200年ぶりにリクイグアナが復活

リクイグアナ1400匹あまりが、3~4日にかけてサンティアゴ島に放たれた/Facebook/parquegalapagos

リクイグアナ1400匹あまりが、3~4日にかけてサンティアゴ島に放たれた/Facebook/parquegalapagos

(CNN) ガラパゴス諸島のサンティアゴ島で野生のリクイグアナを目撃したのは、公式記録によれば1935年のチャールズ・ダーウィンが最後だった。同島のイグアナはその後、人間が持ち込んで野生化したブタなどの外来種によって絶滅に追い込まれた。

それから184年。ガラパゴス国立公園当局は、近隣のノースセイモア島で捕獲したリクイグアナ1400匹あまりを、3~4日にかけて、サンティアゴ島に放した。

リクイグアナを放す場所は、生態系がそれまでの生息地に近い沿岸部のプエルトヌエボ地区とブカネロ地区が選ばれた。

かつてリクイグアナの天敵だった野ブタは、自然保護プロジェクトの一環としてサンティアゴ島から駆除され、同島は2004年、野ブタの根絶を宣言していた。

ガラパゴス国立公園のホルヘ・キャリオン局長は、ツイッターでサンティアゴ島のリクイグアナ復活を紹介し、「ガラパゴスとエクアドルと世界にとって素晴らしいニュース」と伝えている。

保護団体によると、ガラパゴス諸島のリクイグアナは、猫やネズミ、犬、ブタなどが持ち込まれたために個体数が激減した。そうした外来種はイグアナの幼生や卵を餌としたほか、イグアナとの間で餌も奪い合った。

サンティアゴ島のリクイグアナを復活させるプロジェクトは、ニュージーランドのマッセイ大学と共同で行われた。ノースセイモア島でサボテンなどの植物が減り、5000匹ほどいるイグアナの餌不足が懸念されたことも一因だった。

サンティアゴ島に移したリクイグアナについては今後も観察を続け、営巣できるか、十分な餌を取ることができるかを見極める方針。げっ歯類やアリなどがイグアナの巣を荒らさないよう見守りも続ける。

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