太平洋のごみ回収装置、不具合が判明し改良へ

置が集めたごみは中にとどまらず、再び流れ出しているという/The Ocean Cleanup

置が集めたごみは中にとどまらず、再び流れ出しているという/The Ocean Cleanup

(CNN) 大量のプラスチックごみが漂う「太平洋ゴミベルト」に10月から設置されている巨大なごみ回収装置「システム001」は、想定された成果を挙げていないことが分かった。

回収プロジェクトを手掛けるNPO「オーシャン・クリーンアップ」が18日に発表したところによると、装置が集めたごみは中にとどまらず、再び流れ出しているという。

システム001は、全長600メートルのパイプに長さ最大3メートルの「スカート」を取り付けた装置。U字型になって海面を移動しながら、ごみを集めるはずだった。

オーシャン・クリーンアップが不具合の原因を調べている。ひとつ考えられるのは、装置の移動速度がごみの流れより遅く、いったん捕らえたごみを逃がしてしまう可能性だ。

このほかにも装置が海水の流れに影響を及ぼし、周囲に新たなごみのかたまりができたり、波が立ってごみがかかりにくくなったりしている可能性がある。

同団体は今後さらに実験や観察を続けたうえで、必要ならば改良を加え、「近いうちにフル稼働させることを目指す」としている。

この装置に対しては「ごみを回収することより、まず海に投棄されるのを防ぐことに力を注ぐべき」と批判する声も上がっている。

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