超高温の系外惑星、大気中に鉄とチタンを検出 重金属検出は初

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KELT-9bの周回する恒星は太陽の約2倍の温度と高温なため、青白く見える/R. Hurt (IPAC)/NASA/JPL-Caltech

KELT-9bの周回する恒星は太陽の約2倍の温度と高温なため、青白く見える/R. Hurt (IPAC)/NASA/JPL-Caltech

ヘン氏によれば、こうした技法は惑星形成に関する貴重な情報などをもたらすだけでなく、将来的には、生命の痕跡を探すうえでも活用できる可能性があるという。

ただ、KELT-9bで生命存在の証拠が見つかる可能性は低そうだ。

KELT-9bは恒星のすぐそばを周回しているため、公転周期は1.5日と短い。さらに、この恒星は太陽の約2倍の温度で、系外惑星の主星として知られている中で最も熱いという。

こうした恒星の存在から、KELT-9bには紫外線や高エネルギーの放射線が降り注いでいるとみられる。

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