二酸化炭素濃度、初の410ppm突破 ハワイ観測所

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CO2濃度は産業革命前も自然現象によって変動を続けていたが、過去80万年で300ppmを超えたことは1度もなかった

CO2濃度は産業革命前も自然現象によって変動を続けていたが、過去80万年で300ppmを超えたことは1度もなかった

産業革命前は、自然現象によって何千年もの間、CO2濃度は変動を続けていた。それでも過去80万年で300ppmを超えたことは1度もなかった。

キーリング氏はCO2の上昇について、「化石燃料の燃焼によって大量のCO2が放出された直接的な結果」と指摘する。

2015年に採択された地球温暖化に関するパリ協定(トランプ政権は2017年に離脱を表明)は、温暖化ガス排出削減のための行動計画を打ち出し、世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して2度未満に抑えるという目標を打ち出した。

キーリング氏は、「化石燃料に代わって風力や太陽光といった再生可能エネルギーが使われるようになり、(CO2上昇のペースが)10年以内に減速へ向かうことを期待する」と話している。

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