クジラの胃に30キロのごみ、消化できず死ぬ スペイン

2018.04.12 Thu posted at 11:49 JST

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(CNN) スペイン南部ムルシア州で、海岸に打ち上げられて死んだマッコウクジラの胃の中から、重さ約30キロ弱のプラスチックごみなどが見つかった。

胃の中のごみはプラスチックやビニールが中心で、ロープや網なども混じっていた。州当局はこれをきっかけに、ビーチの清掃キャンペーンを開始。州の予算や欧州連合(EU)からの補助金も使って、一帯のビーチの清掃に乗り出す。

ムルシア州の環境保護当局は、「プラスチックごみが世界中で野生生物を脅かしている。多くの生物がごみに絡まったり、大量のプラスチックを飲み込んだりして死んでいる」と指摘する。

クジラは2月27日、海岸に打ち上げられているのが見つかった。体長は約10メートル、体重は6トン。異常にやせ細っていた。

マッコウクジラは主にイカを主食とする。しかし解剖の結果、胃と腸の中から大量に出てきたのは、ビニール袋や網、ペットボトルなどのごみだった。

死因は腹部の感染症である腹膜炎と診断された。飲み込んだごみを消化できず、消化器が破裂したと思われる。

絶滅危惧種であるマッコウクジラの死は、どれほど多くのプラスチックごみが海洋に投棄されているかも物語る。

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