6歳少女が見つけた小石、アンモナイトの化石と判明 米西部

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サッカー場の近くで化石を見つけたナオミ・ボーンさん

サッカー場の近くで化石を見つけたナオミ・ボーンさん

(CNN) 米西部オレゴン州に住む6歳の女の子がサッカー場で偶然見つけた小さな石について、6500万年前のアンモナイトの化石だったことがこのほど判明した。

昨年10月、6歳のナオミ・ボーンさんは姉の出場するサッカーの試合を見に出かけていた。試合に飽きたナオミさんはサッカー場周辺の地面をつついて遊び始めた。土をほじくり返すうちに、渦巻き模様のついた小さな石を見つけた。

ディズニーのアニメ映画「モアナと伝説の海」に出てくる不思議なネックレスのようだと思ったナオミさんは、その石を持ち帰った。母親はそれがただの石ではないと気が付き、調べてもらうことにした。

その結果、石は6500万年前のアンモナイトの化石だということが今月に入り明らかになった。

オレゴン大学自然文化史博物館で古生物学関連の収蔵物を統括するグレッグ・レタラック氏はCNNの取材に対し、オレゴン州の当該の地域でアンモナイトが見つかるのは珍しいと述べた。

ごくまれなケースではあるが、こうした化石には4万~5万ドルの値が付くこともある。ナオミさんの見つけた化石はよく知られた種類のものではないため、学術的な重要性には乏しいとみられる。

それでもレタラック氏は、今回の発見をきっかけとして、ナオミさんの心に古生物学への興味が芽生えてくれればと期待を寄せる。

7歳になったナオミさんは、化石を手元に置いておくことができて喜んでいるという。

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