中国の「天宮1号」、3月までに地球に落下

ESAが予測する天宮1号の落下地点

ESAが予測する天宮1号の落下地点

しかし中国は16年5月、天宮1号が同年3月16日に「機能しなくなった」と国連に通知。理由は明らかにしなった。研究者からは、燃料切れにより制御できなくなったのではないかとの指摘も出ている。

天宮1号が制御不能になった6カ月後、天宮2号は無事軌道に投入された。

中国の有人宇宙計画のウェブサイトによると、先月24日の時点で天宮1号は地上から286.5キロ上空にあり、昨年3月の348.3キロから降下している。中国は3月後半までの地上落下を予測するが、外気圏の状況は太陽フレアなどで予測不能なため、落下の正確な時期や地点は予測が困難だ。

マクドウェル氏は最短で2月末の再突入もあると予測する。

欧州宇宙機関(ESA)は落下地点の大まかな緯度を把握しており、北緯43度から南緯43度までの間の地点と予測している。カナダや英国の大部分は除外されるが、北京や東京、ニューヨークなど世界の主要都市が範囲に含まれている。

また、残がいにロケット燃料のヒドラジンが残っていた場合、それに接触するのは危険だと専門家は指摘する。米毒物規制当局によると、ヒドラジンを短時間吸い込むと、せき込んだりのどや肺の炎症、けいれんなどの症状を引き起こす恐れがある。

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