米で21日に皆既日食、図書館が観測メガネを無料配布

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皆既日食、発生の仕組みを解説

(CNN) 米国で8月21日に起こる皆既日食を安全に観測してもらおうと、全米の公立図書館が観測用のメガネ200万本あまりを無料で配布する。

米航空宇宙局(NASA)によると、地球上の同じ場所で日食が観測できるのは、平均で約375年に1度のみ。図書館が配布する専用のメガネを使えば、目を傷つけることなく皆既日食を観察できる。

皆既日食の間は、月と太陽がほぼ同じくらいの大きさに見える。NASAによると、これは太陽の幅が月の幅の約400倍あり、地球からの距離も約400倍あることに起因する。

地球と月と太陽が一直線に並ぶと、太陽が月に完全に覆い隠されて皆既日食が発生する。

宇宙科学研究所などによると、観測用メガネは全米約4800の図書館で配布予定。安全に観測して、宇宙現象に関する理解を深めてほしいと同研究所はコメントしている。

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