オバマ氏、シカゴ大のイベント参加へ 退任後初めて公の場に

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米国のオバマ前大統領がシカゴ大学のイベントで学生らとの対話に臨む

米国のオバマ前大統領がシカゴ大学のイベントで学生らとの対話に臨む

ニューヨーク(CNN) 米国のオバマ前大統領は24日、米シカゴ大学でステージに立ち、地域活動などをテーマに学生らと意見を交わす。1月の退任後、公の場で発言する初の機会となる。

オバマ氏に近い情報筋がCNNに語ったところによると、同氏は次世代のリーダー育成という目標に向け、若者と直接対話できる場を求めていた。イベントにはシカゴ周辺の大学生300人が招待される。

オバマ氏は6人の学生とともに登壇して質疑を交わすが、会場からの質問を受け付ける予定はないという。

後任のトランプ大統領はまもなく就任から100日を迎える。報道担当者はオバマ氏が具体的な時事問題に言及するかどうかを明言しなかった。情報筋によれば、檀上でトランプ氏の政策に反対意見を述べる意向はないとされる。

オバマ氏はイベント前日の23日、在任中に教育長官に起用したアーン・ダンカン氏が率いるシカゴの青少年支援団体を訪問した。報道担当者によれば、同氏は若者たちの話に耳を傾け、自分が若い頃に味わった苦労を振り返って、励ましの言葉を贈ったという。

オバマ夫妻はホワイトハウスを去った後、ほとんど公の場に出ていない。ゴルフ場や南の島でくつろぐ姿が報じられたものの、スケジュールは非公開とされてきた。

来月にはボストンで、3月に受賞した「勇気ある人物賞」の授賞式に出席する。月末にはベルリンでメルケル独首相との会談が予定されている。

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