世界の滅亡に備える億万長者たち 防護シェルターの内部も超豪華

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疫病の大流行や小惑星、第3次世界大戦の勃発といったリスクが考えられている

疫病の大流行や小惑星、第3次世界大戦の勃発といったリスクが考えられている

こうした共同シェルターの開発業者は通常、米国やソ連の政府により作られた軍用掩ぺい壕やミサイル格納庫を入手する。核攻撃に耐える目的で設計されており、電気系統や浄水設備のほか、核や生物・化学兵器に対応した空気清浄装置も備えている。

デザイナー仕様のノアの箱舟

こうしたシェルターのひとつ「ビボス・エックスポイント」がサウスダコタ州ブラックヒルズの近くにあり、1967年まで米陸軍の弾薬庫として使用されていた軍用掩ぺい壕575棟で構成されている。

現在は約5000人を収容する予定の施設に改造中だ。それぞれの掩ぺい壕は、所有者により2万5000~20万ドル(約280万~約2200万円)をかけて内装が施されている。

施設全体では劇場や教室、水耕菜園、診療所、スパ、ジムなど、小さな町のように快適な環境が整えられる見通し。

同社はこのさらに先を行く豪華設備を求める顧客向けに、「現代版ノアの箱舟」と銘打った施設「ビボス・ヨーロッパ・ワン」も売り出している。

ドイツにある冷戦時代の弾薬庫の中に作られたもので、居住区画34戸を提供。それぞれの居住区画は2500平方フィート(約230平方メートル)の広さから購入でき、2階部分を増築して計5000平方フィートとするオプションも付いている。

こうした区画は空の状態で引き渡され、それぞれの所有者が自分の趣味や必要に応じて改修する予定だ。映写室やプライベートプール、ジムといったオプションから選ぶことができる。

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