「ホモ属」最古の化石、エチオピアで発見

(CNN) 米アリゾナ州立大学の研究チームは4日、米科学誌サイエンス(電子版)で、現生人類を含む「ホモ属」としては最古とみられる人類の化石を発見したと発表した。

同大学によれば280万年前のもので、過去に見つかった最も古いホモ属の化石より40万年も時代をさかのぼる。

化石はエチオピア東部アファール州で2013年に発掘された。左側の下あごの骨で、歯も5本残っていた。

これまでにも300万年かそれ以上前の、ホモ属以前の人類の祖先の化石は見つかっている。有名なアウストラロピテクス・アファレンシスの「ルーシー」は320万年前の化石で、今回の発掘地点からそう遠くない場所で1974年に発掘された。

一方、230万年前かそれ以降のホモ属の化石も発掘されていたが、その間の約70万年の化石はほとんど見つかっていなかった。この空白期間にホモ属への進化が起きたとみられる。

今回見つかった下あごの化石には、アウストラロピテクス・アファレンシスと、もっと時代の下ったホモ属の化石の両方の特徴が見られるという。

アリゾナ州立大学のケイ・リード教授によれば、今回の発見は長年の努力の結実だ。

研究チームが現地で調査を開始したのは2002年。地層がアウストラロピテクス・アファレンシスが出土してもおかしくないほど古いことに気づき、今回の発掘地点に着手したのは12年になってからだった。

リード教授によれば調査チームは、この下あごの主は2足歩行をしていて、乾燥した気候の中で生活していたと考えている。

調査にはエチオピア出身の大学院生も参加。アリゾナ州立大学のプレスリリースによれば、発掘の瞬間は「とても興奮した」と語っているという。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]