これで安全?、歩きスマホ専用レーンが登場 中国・重慶

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中国・重慶市に歩きスマホ専用レーンが登場した=Meixin.Coから

中国・重慶市に歩きスマホ専用レーンが登場した=Meixin.Coから

香港(CNN) 中国南西部の重慶市で、目抜き通りの歩道に携帯電話を見ながら歩く人たち専用のレーンが設置された。携帯画面にくぎ付けの歩行者が通行の邪魔になるという苦情に対応した。

専用レーンができたのは、西洋風の建築物や遊園地などが人気の観光スポット「洋人通り」。歩道を2レーンに分けて1つを携帯電話ユーザー専用レーン、もう1つを非ユーザー専用レーンに指定した。

レーンの全長は50メートル、幅3メートル。地面には白字で警告表示を入れた。

このアイデアを発案した開発業者によれば、レーン分割は米首都ワシントンで行われた実験にヒントを得たもので、携帯電話を操作しながら歩くことの危険性を歩行者に認識してもらう狙いがあるという。市内でこうしたレーンを増やす計画は今のところはないとしている。

これに対して英字紙チャイナ・デーリーは、「こんな歩道では根本的な解決にならない。長い目で見れば携帯電話中毒の人を甘やかすことになり、将来的に問題が増えかねない」という反響も紹介している。

同紙によれば、中国のスマートフォン利用者は年内に5億人を突破する見通し。

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