アイソン彗星、崩壊の可能性も 米NASAが観測

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたアイソン彗星=NASA提供

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたアイソン彗星=NASA提供

(CNN) 太陽に近づいている注目の「アイソン彗星(すいせい)」について、米航空宇宙局(NASA)は25日、彗星本体の核が完全に崩壊し、膨大な量のちりを放出している可能性があると報告した。26日には、アイソンがここ数日に比べて暗くなったとの観測も伝えられた。

彗星は凍ったガスや岩石、ちりでできた巨大な雪だるま状の天体で、直径は数十キロになることもある。太陽に近づくと温度が上がってガスやちりを放出し、長い尾を引くようになる。

アイソンは最初に発見された時点で、ハレー彗星やヘールボップ彗星にも匹敵する巨大彗星になる可能性があるとして注目された。夜空を横切る長い尾が肉眼でも観察できるかもしれないと期待する声もあった。

アイソンが崩壊したとの見方が出ている一方で、別の専門家は「アイソンがまだ存在していることを示す有力な証拠」としてNASAの彗星探査機STEREOの画像を引き合いに出す。ただしどんな姿になっているかはまだ分からないと述べ、「太陽に最接近した後の姿がどうなるかは、今後数日で決定的になる」としている。

どのような姿になったとしても、アイソンは彗星の世界を解明するための素晴らしい手がかりを与えてくれたと同氏はコメントしている。

もし崩壊していなければ、米国時間の28日には太陽から約117万キロの距離を通過して12月上旬には夜空に姿を現し、12月26日ごろ地球に最接近する見通しだ。

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