ノルウェー首相がタクシー運転手扮して「世論拝聴」 選挙前に

2013.08.15 Thu posted at 17:30 JST

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(CNN) 北欧ノルウェーの首都オスロでこのほど、同国のイエンス・ストルテンベルグ首相がタクシー運転手に扮し、乗客から政治への要望や日頃の不満などへの意見に耳を傾ける隠密行動を見せた。

今年9月に予定される総選挙対策のキャンペーンの1つ。首相と乗客の会話は交流サイト「フェイスブック」のストルテンベルグ氏のページで公開された。

首相は運転手の制服を着込み、ドライバーの証明書を胸に下げてタクシーを運転。「後ろから見ているとあなたは首相に似ているのだが」「似ていますか」などのやりとりがあった。

正体に気付いた男性がびっくりして「誰が運転しているかわかる?」と連れに尋ねる姿も。若い女性の2人は「目が似ている。ちょっとしっかり見せて」などと求め、首相がこれに応じ、仰天する場面もあった。

高齢の女性は、首相と知って「企業幹部が何で高給をもらうのか」と不満をぶつける一幕も。急なブレーキに驚いた別の女性が、「今まで乗ったタクシーと比べると最高とは言えないですよ」とからかうと、首相が「運転は8年ぶりなもので」と釈明するくだりもあった。

総選挙の世論調査では、首相率いる労働党政権が劣勢を強いられている。首相はタクシー運転手を演じるに当たり、「タクシーの中でこそ国民は本音を言う」と強調した。

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