「ボニーとクライド」の銃が競売に、2丁で3900万円

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映画にもなった犯罪者カップル「ボニーとクライド」

映画にもなった犯罪者カップル「ボニーとクライド」

ニューヨーク(CNN) 1930年代の米国で強盗や殺人などを繰り返し、映画にもなった犯罪者カップル「ボニーとクライド」の所持品が9月30日、米ニューハンプシャー州ナッシュビルで開かれたオークションに出品され、高額で落札された。

ボニー・パーカーが身に着けていたコルト製38口径リボルバー銃は26万4000ドル(約2000万円)、クライド・バロウの所持品だったコルトの45口径銃は24万ドル(約1870万円)の値が付いた。

ボニーとクライドは、誘拐や自動車泥棒、強盗、殺人などの犯行を繰り返した末に、1934年、待ち伏せていた警官隊に射殺された。オークションで落札されたボニーのリボルバーは遺体の太ももにテープでとめてあり、クライドの銃はウエストベルトに装てんされていた。

2人が乗っていた盗品の車には、ほかにも盗品とみられる銃などが大量に積んであり、遺体から回収した銃などの所持品とともに、当時作戦に加わった警察官に報酬として分配されたという。

オークションにはこのほか、車内から見つかった未使用の女性用ストッキングや空のアスピリンの薬瓶なども出品され、遺品として父親の手に渡ったクライドの懐中時計は3万6000ドル(約280万円)で落札された。

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