米新興EVローズタウンが破産申請、提携相手だった鴻海を提訴

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米新興EVローズタウンが連邦破産法の適用を申請した/Dustin Franz/Bloomberg/Getty Images

米新興EVローズタウンが連邦破産法の適用を申請した/Dustin Franz/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 電気自動車(EV)ベンチャーの米ローズタウン・モーターズは27日、連邦破産法11条(民事再生法に相当)の適用を申請すると同時に、提携相手だった台湾の鴻海(ホンハイ)科技集団グループを提訴した。

ローズタウンはEVピックアップトラックを専門とするメーカー。

ハイタワー最高経営責任者(CEO)は声明で、ローズタウン側の努力と誠意にもかかわらず、鴻海側は合意した戦略の不履行を繰り返したと非難した。

ローズタウンは、鴻海が同社の事業を意図的に崩壊させたとして、詐欺や出資契約の不履行で訴えた。

鴻海は2021年、ローズタウンが19年に米ゼネラルモーターズ(GM)から買い取っていたオハイオ州の工場を取得。この工場でローズタウンのEVトラック製造を請け負うと表明し、一定の条件が満たされれば追加の出資を行うことで合意していた。

しかしローズタウンは先月、鴻海から同社の契約違反を理由に追加出資の中止を言い渡されたことを明かし、経営破綻(はたん)に陥る可能性を示唆していた。

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