ソニー、電気自動車分野に参入へ 新会社を設立

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ソニー、EV市場に参入へ

ロンドン(CNN Business) ソニーはこのほど、電気自動車(EV)の事業を担当する新会社を立ち上げる計画を発表した。ソニーは新しいスポーツ用多目的車(SUV)の試作車「VISION―S(ビジョンエス)02」も公開した。

ソニーによれば、新会社の名前は「ソニーモビリティ」。数カ月内に設立される見通しでEVの事業化を目指す。ソニーの吉田憲一郎最高経営責任者(CEO)が米ラスベガスの技術見本市「CES」で明らかにした。

吉田CEOは、ソニーには画像処理やセンサー、クラウドコンピューティング、高速通信規格の「5G」、エンターテインメント関連の技術があるとし、ソニーがモビリティーを再定義する創造性に富んだエンターテイメント企業として良い位置にいるとの見方を示した。

ソニーは電子機器やエンターテインメント関連の会社として知られているが、新しいEV事業には人工知能(AI)やロボット関連技術も活用する計画だという。

今回公開された試作車には一部の自動運転機能を可能とするためのソニーのセンサーを搭載しているほか、エンターテインメント分野の専門知識も活用する。乗客は、移動中に自宅の家庭用ゲーム機「プレイステーション」に接続してゲームを遊ぶこともできるようになりそうだ。

ソニーは2年前に最初の試作車「VISION―S01」を発表。公道での試験が2020年12月に欧州で始まっていた。

ソニーが独自ブランドでEVを製造するのか他の自動車メーカーと提携するのかは不明。

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