米ペプシコ、「トロピカーナ」ブランドを売却 3600億円

米ペプシコが「トロピカーナ」ブランドをPEファンドに売却すると発表した /Justin Sullivan/Getty Images

米ペプシコが「トロピカーナ」ブランドをPEファンドに売却すると発表した /Justin Sullivan/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米飲料・食品大手ペプシコは3日、「トロピカーナ」と「ネイキッド」といったジュースブランドをプライベートエクイティ(PE、未公開株)ファンドのPAIパートナーズに売却すると発表した。今回の売却は、消費者が糖分の多い飲み物を敬遠しつつあるなかで、ペプシコが成長の早い飲料へ注力する幅広い取り組みの一環。

3日の発表によれば、ペプシコは北米の事業を約33億ドル(約3600億円)でPAIパートナーズに売却し、新会社の株式の39%を保有する。契約の中にはペプシコが後日、最終的に欧州のジュース事業を売却する選択肢も含まれる。

ペプシコのラグアルタ最高経営責任者(CEO)は、今回の売却によって、より健康的なスナックやゼロカロリー飲料などを含む多様な商品群に注力できるようになると述べた。

売却で得られた資金は、バランスシート(貸借対照表)の強化に使われる。契約の成立は規制当局の承認にも左右され、年内から来年前半になる見通し。

ペプシコのジュース事業は重荷となっていた。オレンジジュースの売り上げは、昨年は新型コロナウイルスの流行のおかげでわずかに増加したものの、過去10年にわたって減少基調にある。

一部の消費者は普通のフルーツジュースを敬遠しつつある。伝統的なフルーツジュースはかつては健康的と考えられていたが、カロリーと糖分だけの飲料とみなされるようになった。現在では、しぼりたての青汁や水、カロリーの少ないものが健康的な飲料と考えられている。

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