米製薬3社、3月末までに計2.4億回分のワクチン供給へ

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ファイザーとモデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソンの3社は、3月末までに計2.4億回分のワクチンを供給できる見通しを示した/LUIS ROBAYO/AFP/AFP via Getty Images

ファイザーとモデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソンの3社は、3月末までに計2.4億回分のワクチンを供給できる見通しを示した/LUIS ROBAYO/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) 米製薬大手ファイザーとモデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソンの3社は、来月末までに米国内で新型コロナウイルスのワクチン計2.4億回分を供給できるとの見通しを示した。各社幹部が23日、米下院の公聴会で語った。

ファイザーとモデルナのワクチンは、すでに米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可(EUA)を受けている。来月末までに、両社合わせて2億2000万回分の出荷が可能とされる。

ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンについては、今週中にもEUAが出る見通しだ。同社のネトルズ副社長は同日、EUAが得られればただちに400万回近くのワクチンを出荷する用意があると説明。来月末までには2000万回分を供給できると述べた。

この日の公聴会では3社のほか、英アストラゼネカと米ノババックスの幹部も証言した。

アストラゼネカ製のワクチンは4月にもFDAの承認を得る見通し。同社の幹部は、承認後ただちに3000万回分、4月中に最大5000万回分を供給すると表明した。

ファイザーは昨年末までに国内向けに3000万~4000万回分を出荷する予定だったが、実際は先週になって4000万回分に達した。モデルナは昨年末までに2000万回分との目標を示していたが、達成は1週間遅れた。

両社の幹部は遅れの原因として、原材料不足や前例のない量産規模を挙げた。

5社は最終的に計11億回分、米人口の2倍近い6億人分の供給を目指す。各社とも今後、原材料不足が問題になることはないと自信を示した。

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