マスク着用拒んだ乗客、新たに460人が搭乗禁止に 米デルタ航空

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マスク着用を求める規定に従わなかったとして、デルタ航空で460人が新たに搭乗禁止となった/David McNew/Getty Images

マスク着用を求める規定に従わなかったとして、デルタ航空で460人が新たに搭乗禁止となった/David McNew/Getty Images

ワシントン(CNN Business) 米デルタ航空のエド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は26日までに、従業員宛てのメッセージで、マスク着用を求める同社の規定に従わなかった460人を新たに搭乗禁止としたことを明らかにした。

デルタ航空は8月、新型コロナウイルスの流行開始以降に約270人を搭乗禁止にしたと発表していた。

デルタ航空がマスク着用を求める措置を導入したのは5月4日。現在では全ての主要航空会社が乗客にマスク着用を義務付けている。連邦政府はマスク関連の新規則を発表していない。

航空各社は6月、マスク着用を拒んだ乗客を搭乗禁止にすることで合意した。ただ、搭乗禁止となった乗客の情報を共有することはしていない。このため、例えば、デルタ航空から搭乗を禁止された乗客がアメリカン航空便を予約することはでき、その逆のケースも考えられる。

航空各社はマスク着用を徹底する措置について、乗客と乗員の健康および安全を守るために重要だと説明している。

米国では今月、疾病対策センター(CDC)が新たな指針で、旅行は「感染とウイルス拡散の可能性を増大させる」と指摘。公共交通機関に乗る全ての乗客と乗員に対し、適切なマスクを着用するよう強く勧告していた。

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