米FAA長官、自ら異例の操縦 737MAX機の試験飛行

米FAA長官が自ら操縦桿を握り、737MAX機の試験飛行を行った/Mike Siegel/The Seattle Times/Bloomberg via Getty Images

米FAA長官が自ら操縦桿を握り、737MAX機の試験飛行を行った/Mike Siegel/The Seattle Times/Bloomberg via Getty Images

ワシントン(CNN Business) 米連邦航空局(FAA)のスティーブ・ディクソン長官は9月30日、2度の墜落事故で運航停止が続く米ボーイング社製の旅客機「737MAX」の試験飛行に加わり、自ら操縦桿(かん)を握った。

米シアトルにあるボーイングの施設での2時間にわたる飛行試験後、同型機の新たな修正に関し幾つかの提案があると述べた。長官は民間航空会社でパイロットの経験があり、737型機の初期型機を操縦したこともある。

ディクソン氏は、MAX型機の訓練や制御を理解することは重要と指摘。模擬操縦装置で準備を終えた後、ボーイング社のパイロットと共に実際の機体を飛ばした。

自ら臨んだ試験飛行は、FAAによる安全性の認証の手続きの一環ではないとも主張。ただ、認証作業が最終段階にあることは述べた。

MAX型機の安全対策に関してはFAAの安全担当技術者が先月、乗客を搭乗させての飛行再開を認可する前にはさらなる作業が必要との文書を報告してもいた。長官はこの技術者が示した懸念事項には触れなかったが、この種の指摘に対応し検討すべき手続きはあると述べた。

2度の墜落事故を起こしたMAX型機は2019年3月に世界規模での運航停止を強いられた。ボーイングは運航再開をにらんで機器改良などの措置を講じており、FAAなどがその有効性を調べている。

ボーイング社が望んでいた運航再開の承認を得られる時期は再三延びている。新型コロナウイルスが蔓延(まんえん)する前には今年半ばまでの認可取得を期待してもいた。

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