サウジ国営石油、世界最大のIPOに 2.8兆円調達

サウジアラムコが過去最大となるIPOを実施し、2兆8000億円を調達した/Simon Dawson/Bloomberg via Getty Images

サウジアラムコが過去最大となるIPOを実施し、2兆8000億円を調達した/Simon Dawson/Bloomberg via Getty Images

ロンドン/ウィーン(CNN Business) サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは5日、新規株式公開(IPO)の調達額が史上最高となる256億ドル(約2兆8000億円)に達することを明らかにした。

1株32リヤルの株を30億株売り出し、2014年の中国電子商取引大手アリババグループによるIPOを上回る。

IPOをもとに算出したサウジアラムコの企業価値はおよそ1兆7000億ドルで、米アップルを抜いて世界一となる。

ただ新記録を打ち立てるとはいえ、今回の調達額はサウジが当初掲げていたきわめて高い目標には遠く及ばない。

2016年の時点で、サウジ政府は18年にアラムコの株の5%を売却し、最大1000億ドルを調達する意向を示していた。上場先も国内のほかニューヨークやロンドンの証券市場を狙っていた。

しかし国外の投資家の間では、石油価格の下落や気候変動、地政学的リスクなどからアラムコの株購入を不安視する見方が出ていた。

同社は株式の配当金を24年まで年間750億ドル支払うと約束している。同社株は今月、リヤドの証券取引所に上場する。

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