ミシュランとGM、「パンクしないタイヤ」を共同開発

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米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と仏タイヤ大手ミシュランが、パンクすることがないという「エアレスタイヤ」を共同開発した/Steve Fecht/General Motors

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と仏タイヤ大手ミシュランが、パンクすることがないという「エアレスタイヤ」を共同開発した/Steve Fecht/General Motors

ニューヨーク(CNN Business) 仏タイヤメーカー大手のミシュランと米自動車メーカー大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、現在の空気を入れて使用するタイヤに置き換わる「エアレスタイヤ」の試作品を発表した。

カナダ・モントリオールで開催された4日のイベントで発表された試作品の外見は普通のタイヤのように見えるが、中央部に「溝」があり、サイドウォールはない。

GMによれば、このタイヤは運転手にも環境にも優しいという。運転手にとっては、パンクの心配がない。

使う原材料が少なく環境への負荷も小さくなる。また、廃棄されるタイヤの数も少なくなる可能性があるという。ミシュランによれば、パンクなどの破損のために毎年2億本のタイヤが捨てられている。

タイヤの公道での試験走行は年内にも始まる見通し。ミシュランは、早ければ2024年にも市場に投入したい考え。

「シボレー・ボルト」で走行試験が行われる/Steve Fecht/General Motors
「シボレー・ボルト」で走行試験が行われる/Steve Fecht/General Motors

他社もタイヤの抜本的な改革に取り組んでいる。米タイヤメーカー大手のグッドイヤーは今年、「空飛ぶ車」に利用するためのタイヤについてコンセプトデザインを発表していた。

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