スペイン名物の「昼寝」消滅か、標準時の変更提案

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就寝時間の遅さが睡眠不足や生産性の低さにつながっているとの指摘も

就寝時間の遅さが睡眠不足や生産性の低さにつながっているとの指摘も

同国政府の2013年の報告書によると、現在の標準時では国民が夕方に家族との憩いの時間を十分に持っていないとの実情が明らかになっていた。

中央ヨーロッパ標準時の導入はスペインで独裁政権を維持していた故フランコ総統が1940年代、ナチス・ドイツと歩調を合わせるために決め、1時間早めていた。

スペイン経済はまだ万全とは言えず、失業率は19%超で欧州ではギリシャに次ぐ高水準となっている。ただ、25%超だった13年からは改善しており、150万人が新規雇用されてもいた。しかし、国際通貨基金(IMF)は先に、生産性の微弱な成長と構造的に根深い失業問題が原因で17年には景気の足が鈍るとも予想した。

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