目の下のしわ消すローション、MIT研究者が発明

弾力性に富む膜で、しわを隠す

(CNN) 目の下にできたしわを一時的に消せるというローションを米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが発明し、このほど科学誌ネイチャー・マテリアルズに発表した。

このローションは米食品医薬品局(FDA)の安全認定を受けた一般的な化学薬品を使用。皮膚に塗ると目には見えない弾力性のある膜ができて「第2の皮膚」を形成し、しわが隠せる仕組み。

170人の被験者に試してもらったところ、誰にもアレルギー反応は出なかった。

膜は酸素の原子とシリコンの原子を組み合わせたポリマーで構成されていて、研究チームでは化粧品や医薬品としての製品化を見込む。皮膚を覆って乾燥から守れることから、しわを隠すだけでなく湿疹などの皮膚疾患の治療にも役立てられる見通しだという。

研究を主導したMITのダニエル・アンダーソン教授によると、ローションは2段階で使用する。まず最初に透明な液体を塗るが、これだけではできた膜の強度が不十分なので、しわなどを隠したい場合は2番目のローションを塗って膜の強度を高める。

乾くまでにかかる時間は1分足らず。汗をかいたり顔を洗ったりしても落ちる心配はない。膜を落とすための専用クレンジングも開発したものの、数日たてば膜は自然にはがれてくるという。

アンダーソン氏は、この研究に資金を提供した民間企業リビング・プルーフの創業者でもある。製品化までにはまだ数年かかる見通しだとしている。

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