ロシア、歳入5.5兆円減も 原油価格下落響く

原油価格の下落がロシア政府の歳入に影響

原油価格の下落がロシア政府の歳入に影響

ロンドン(CNNMoney) ロシアのシルアノフ財務相は14日、原油価格が現在の1バレル50ドル前後の水準で推移するなら、今年のロシアの歳入額は3兆ルーブル(約5.5兆円)減少すると述べた。

シルアノフ財務相は政府がさらなる緊縮財政に取り組む必要があると述べ、国防費を除くすべての分野で10%の歳出削減の実施を提案した。これは先月、プーチン大統領が指示した削減率5%の倍に当たる。

ロシア政府は歳入の半分を原油と天然ガスの輸出に頼っている。だが1バレルあたり100ドルを超えていた原油価格はこの半年で46ドルにまで急落。ウクライナ問題をめぐる欧米からの経済制裁もあって、ロシア経済は大きな痛手を受けている。

シルアノフ財務相は、歳出削減以外にこの危機を乗りこえるすべはないと発言。中央銀行からの借り入れを増やすと、同国が「インフレスパイラル」に陥る可能性があると指摘した。

ロシアの昨年のインフレ率は11.4%で、中銀が目標としていた5%を大きく上回った。食品価格は25%も上昇。ルーブル安により輸入品の価格が上昇したことがインフレに拍車をかけている。

世界銀行は今年のロシア経済の成長率をマイナス2.9%と予測している。

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