排泄物を飲み水に、ゲイツ財団の支援で工場建設へ

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工場で生産された水を自ら試すビル・ゲイツ氏(右)=GatesNotes.comから

工場で生産された水を自ら試すビル・ゲイツ氏(右)=GatesNotes.comから

ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の慈善財団が、人間の排泄(はいせつ)物を電力や飲料水に変える工場の建設プロジェクトを支援している。

この工場「オムニプロセッサー」はビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援を受けて、米ジャニッキ・バイオエナジー社が設計と建設を手がける。工場の狙いは、飲料水の汚染によって引き起こされる疾病を防ぐことにある。

ゲイツ氏のブログによると、ジャニッキの本社があるシアトルで既に試験用の工場が稼働しており、まずアフリカのセネガルに建設する工場で本格操業を開始する予定。

「次世代の処理場は私が見たものよりもっと先進的で、10万人の排泄物から1日当たり8万6000リットルの飲用可能水と250キロワットの電力を生成できる」とゲイツ氏は説明する。

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