「チョウの飼育」に商機 米先住民地域でビジネス化の取り組み

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特定のイベントに合わせてチョウを育成するのは難しいという

特定のイベントに合わせてチョウを育成するのは難しいという

ブレッキンリッジ氏は何とか輸送を実現するため、チョウを人工的に「冬眠」させている。約4度から10度の温度に保った環境に置かれると、チョウは羽を閉じるため、一晩にして容易に輸送できるようになるのだという。

なおブレッキンリッジ氏は、ユチ・バタフライ・ファームの年間収益について、明らかにしていない。同氏本人とその夫、さらにビジネス上のパートナーであるデイビッド・ボールケン氏が生活していくのに十分なだけの額、と説明するにとどまっている。

実際、これは簡単なビジネスではない。ブレッキンリッジ氏は週7日のペースで働いている。スズメバチに刺されることもあれば、サンダルをはいた足の上をヘビがはっていくこともある。

だがブレッキンリッジ氏は「展示場で人々の顔に浮かぶ表情を目にすると、大きな満足感が得られる。人々をあっと驚かせるのが自分たちの役割」とやりがいを語った。

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