イエレン次期FRB議長、知られざる5つの事実

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ジャネット・イエレン氏が初のFRB議長に間もなく就任

ジャネット・イエレン氏が初のFRB議長に間もなく就任

(CNN) 米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長となるジャネット・イエレン氏はメルケル独首相やルセフ・ブラジル大統領とならび、世界の女性リーダーとして草分け的な存在だ。しかし昨年10月にオバマ大統領がイエレン氏を次期FRB議長に指名した際、金融業界の外で彼女の名前を知る人は少なかった。

任期切れとなるバーナンキ現議長の後任として、来月からFRB史上初の女性議長が世界に多大な影響力を持つ中央銀行を率いることになる。そんなイエレン氏にまつわる知られざる5つの顔を紹介する。

1.豊富な経験の裏付け

イエレン氏は米ニューヨーク・ブルックリンの生まれの67歳。学者としてキャリアを築いてきたが、公共政策の実務家としての豊富な経験も併せ持つ。オバマ大統領は報道陣に対し昨年10月、「彼女はタフな指導者であり、その手腕は実証済みだ」「ジャネットこそ、この役割にふさわしい」「彼女は10年以上にわたってFRBを指揮する立場にいる」と評した。

イエレン氏は、米ブラウン大経済学部を最優秀の成績で卒業、続いて米エール大で学び、1971年に博士号を取得している。

米ハーバード大、英ロンドン大学経済政治学院(LSE)などで教壇に立った後、米カリフォルニア大バークレー校のハース・ビジネススクールで26年間にわたり教授職を務めた。

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