米アップルの株価下落、終値が500ドル割れ 11カ月ぶり

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アップルのクックCEO

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ニューヨーク(CNNMoney) 15日の米株式市場で米アップルの株価が続落し、終値は前日比3.1%安の485ドル92セントと、約11カ月ぶりに500ドルを割り込んだ。

アップルの株価は14日も、新型スマートフォン「iPhone5」の需要が当初の想定を下回り、部品の発注を減らしたとの報道を受けて下落。一時的に500ドルの大台を割っていた。

15日には野村証券のアナリストが、iPhone5の売れ行きが予想より鈍いとして、アップルの今年の利益予想を下方修正した。

アップル株は昨年9月、iPhone5の発売で702ドル10セントと過去最高の終値を記録したが、その後は下落傾向が続いている。

23日に発表する昨年10~12月期決算でも記録的な売上高を見込んでいるものの、スマートフォン市場では競合他社の追い上げが加速している。トムソン・ロイターのまとめによると、アナリストらが予想する利益の平均は前年同期比4%減とされる。この予想が的中した場合は9年ぶりの減益となる。

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