ECB、期間3年までの国債買い入れで合意 「無制限で購入」

ECBのドラギ総裁

ECBのドラギ総裁

ニューヨーク(CNNMoney) 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は6日、ユーロ圏諸国の国債買い入れプログラムを発表。ユーロを防衛するために「あらゆる措置を取る」という姿勢を改めて示した。

プログラムの発表はフランクフルトで開かれたECB理事会のあとで行われ、ドラギ総裁は償還期間が1~3年の国債を無制限に購入する用意があると述べた。

ドラギ総裁によれば、「ユーロが後退するという投資家サイドの根拠のない恐れ」によって生まれた「国際市場の深刻なゆがみに対処すること」が目標だという。

ドラギ総裁は国債買い入れ実施の条件として、ユーロ圏の救済基金となる欧州金融安定化基金(EFSF)や欧州安定化メカニズム(ESM)が機能を果たすことを挙げた。ECBに国債買い入れを求める各国政府は、救済基金による財政改革案に同意し、これら基金や国際通貨基金(IMF)の監視を受けなければならない。

ドラギ総裁はユーロ圏の全ての国が対象となり得ると述べているが、今回の措置が視野に入れているのは主にスペインとイタリアだ。今のところ、どちらの国も救済基金に対して公式な支援は求めていない。

ドラギ総裁は「規模について事前に定めた制限」はなく、このプログラムは「ユーロ圏からリスクを取り除くに十分効果的な安全装置になる」と述べた。

投資家はドラギ総裁の発言を好意的に受け止めたとみられ、欧州や米国の株価は上昇した。債券市場でも、スペインやイタリアの国債の利回りは大きく低下した。

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