ビル・ゲイツ氏、「Ctrl+Alt+Deleteは失敗だった」

ビル・ゲイツ氏

2013.09.27 Fri posted at 12:28 JST

(CNN) 米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ会長が、キーボード上の3つのキー「Control」「Alt」「Delete」を同時に押してコンピューターにログオンする方式は失敗だったと認めた。

ゲイツ氏は21日、米ハーバード大学の寄付集めキャンペーン開始の式典に出席。質疑応答の中でCtrl、Alt、Deleteの組み合わせについて、「ボタン1つにすることも可能だった。しかしIBMのキーボードを設計した人物が、ボタン1つにしたがらなかった」と打ち明けた。

この組み合わせは基本的なセキュリティー対策を意図したものだったとゲイツ氏は説明、「そこで我々は、低レベルのプログラミングをして、あなた方に強制した。あれは失敗だった」と両手を挙げて見せ、聴衆の笑いと拍手を誘った。

この様子は24日にユーチューブに掲載され、注目が集まった。

PCではいまだにCtrl+Alt+Deleteの組み合わせが生きており、マイクロソフトの「ウィンドウズ8」でもコンピューターをロックしたり、コントロールパネルにアクセスする手段として使われている。

この操作は、うっかりキーボードを押してコンピューターを再起動させてしまうことを防ぐため、初期のIBMコンピューターを設計したエンジニアのデービッド・ブラッドリー氏が設計した。しかしログインのためには両手を使う必要があった。

ブラッドリー氏は2011年の講演で、「自分のやったことがこれほど象徴化されるとは思わなかった。発明したのは私だが、有名にしたのはビル(ゲイツ氏)だと思う」と弁明している。