ウクライナ大統領、ロシアの銀行・エネルギー分野への制裁呼び掛け 停戦に向け圧力

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ウクライナのゼレンスキー大統領=19日、ウクライナ首都キーウ/Sergei Supinsky/AFP/Getty Images

ウクライナのゼレンスキー大統領=19日、ウクライナ首都キーウ/Sergei Supinsky/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、米国のトランプ大統領がロシアとウクライナ双方の首脳と戦争の終結を協議するために行った一連の電話会談を受け、停戦への圧力を高めるためロシアの銀行とエネルギーの部門に対する追加制裁を求めた。

ゼレンスキー氏は記者会見で、トランプ氏と2回、電話会談を行ったと明らかにした。1回目はトランプ氏がロシアのプーチン大統領と会談する直前、2回目は会談後だったという。

トランプ氏とプーチン氏との電話会談後、欧州の首脳らはロシアへのさらなる制裁の必要性について議論したが、ゼレンスキー氏は、米国が追加制裁に同意するには、まだ米国に「圧力」をかけ続ける必要があると述べた。

ゼレンスキー氏によると、次回の協議の開催地についても調整が進められており、まずは停戦の実現を目指す。候補地としてトルコ、スイス、バチカンなどが挙がっているという。

先週、ロシアとウクライナの代表団がトルコのイスタンブールで協議を行ったが、ゼレンスキー氏は、意思決定権を持つ人物を派遣しなかったとして、プーチン氏を批判していた。

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