エジプト・フランス・ヨルダン首脳、即時停戦求める共同論評

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ガザ情勢をめぐり、エジプト、フランス、ヨルダンの首脳が共同で即時停戦を呼び掛けた/Jack Guez/AFP/Getty Images

ガザ情勢をめぐり、エジプト、フランス、ヨルダンの首脳が共同で即時停戦を呼び掛けた/Jack Guez/AFP/Getty Images

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区で続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘について、エジプト、フランスとヨルダンの首脳が8日、共同で即時停戦を呼び掛けた。

首脳らは8日付のヨルダンとエジプトの国営紙、仏紙ルモンド、米紙ワシントン・ポストに共同論評を掲載。この中で、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」による平和的解決の必要性を強調し、中東平和の実現に暴力と戦争がかかわる余地はないと宣言した。

また「許容できない人的被害に鑑み、(即時停戦や人質解放を求めた)安保理決議第2728号をただちに無条件で履行するよう求める」「ガザで永続的な停戦を成立させる緊急の必要性を強調する」と述べた。

150万人以上の住民が避難しているガザ地区南端ラファの深刻な状況を指摘し、今後さらに軍事行動を続ければ悲惨な結果を招くと警告。民間人を保護する法的、道義的責任を訴えた。

ガザで人道支援スタッフが死亡した最近の攻撃を挙げて、暴力とテロ、民間人への無差別攻撃を非難した。

エジプトとフランスは、イスラエル・ハマス間の交渉を仲介する中心的な役割を果たしてきた。ヨルダンはガザへの物資搬入で中心的な役割を担い、これまでに空中投下を数十回実施している。

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