イランの司令官2人、シリア首都領事館への空爆で死亡 イスラエルによる攻撃か

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空爆があった現場に駆けつけた救急隊員と治安要員ら=1日、シリア首都ダマスカス/Maher Al Mountes/AFP/Getty Images

空爆があった現場に駆けつけた救急隊員と治安要員ら=1日、シリア首都ダマスカス/Maher Al Mountes/AFP/Getty Images

(CNN) イラン・イスラム革命防衛隊の司令官2人が1日、シリア首都ダマスカスのイラン領事館への空爆で死亡した。同隊の公式声明が明らかにした。政府系メディアは、攻撃がイスラエルによるものだったとしている。

殺害されたのは革命防衛隊のモハメド・レザ・ザヘディ司令官とモハマド・ハディ・ハジ・ラヒミ司令官。

ダマスカスに駐在するイランのホセイン・アクバリ大使は記者団に対し、建物が「イスラエル軍のF35戦闘機から発射されたミサイル6発の標的になった」と説明。死者は5~7人で、外交スタッフや軍事顧問らが犠牲になったとした。またシリアの警察官2人が負傷したと述べた。

CNNは死傷者の数に関する主張を独自に確認できていない。

シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)も、イスラエルによる攻撃が同日、ダマスカスにある建物1棟に対して行われ、「大規模な破壊」を引き起こしたと報じた。

この事案についてCNNからコメントを求められたイスラエル国防軍(IDF)は、外国の報道にはコメントしないと述べた。

イラン国営メディアのプレスTVが公開した現場の映像には、損壊した建物や火災、煙が映っている。

殺害されたザヘディ氏は、これまで革命防衛隊の地上軍や空軍を率いた他、同隊の作戦の副司令官を務めていた。ハジ・ラヒミ氏は、革命防衛隊コッズ部隊の調整官を務めていたと伝えられる。

革命防衛隊は声明で、この他5人の死者の氏名を明らかにした。

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