ガザ停戦交渉、イスラエルが「否定的な反応」 ハマス

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ガザ市中心部でのイスラエルの爆撃で、煙が立ち上る建物の周辺を走るパレスチナ人たち/AFP/Getty Images

ガザ市中心部でのイスラエルの爆撃で、煙が立ち上る建物の周辺を走るパレスチナ人たち/AFP/Getty Images

(CNN) イスラム組織ハマスの報道官は21日までに、イスラエルとの間で行われているパレスチナ自治区ガザ地区での停戦と人質の解放をめぐる交渉について、イスラエル側からの最新の対案は「全体的に否定的」なものであり、ハマスの要求を満たしていないと述べた。

報道官は「実際のところ、イスラエルは以前に仲介国と結んだ合意を撤回した」と述べた。

ハマスは今月14日、700人から1000人のパレスチナ人の受刑者とイスラエル人の人質の解放を含む対案を提示した。イスラエルのネタニヤフ首相はハマスの提案について「非現実的」と指摘した。

一方、米国のブリンケン国務長官は20日、交渉について、合意に近づいているとの見方を示した。

ブリンケン氏はサウジアラビアのメディアの取材に答え、「ギャップは縮まりつつあり、合意の可能性は大いにあると思う」と述べた。

ブリンケン氏は、米国がカタールやエジプト、イスラエルとともに取り組み、強力な提案を行ったと説明。ブリンケン氏によれば、ハマスがそれを受け入れず、ハマスから他の要求が提示されたため、交渉の担当者が現在、その提案に取り組んでいるという。

ブリンケン氏は、どのようにギャップが縮まっているのかや、合意が可能だとする自信の根拠について詳細は明らかにしなかった。ブリンケン氏は、ハマスが提案を受け入れる責任があると繰り返し主張した。

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