ガザ南部の国連施設に攻撃、9人死亡 多数の避難民収容

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イスラエル軍による爆撃の中、ガザ地区南部ハンユニスから立ち上る煙/ AFP/Getty Images

イスラエル軍による爆撃の中、ガザ地区南部ハンユニスから立ち上る煙/ AFP/Getty Images

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍が攻撃を激化させている中、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は24日、多くの避難民を収容しているハンユニスの建物が同軍の攻撃を受け、9人が死亡、75人が負傷したと明らかにした。

UNRWAガザ事務所のトーマス・ホワイト所長はX(旧ツイッター)への投稿で、「建物が炎上し、多数の死傷者が出ている。現地と市中心部との安全な行き来は2日間、できない状態にある。人々はどこにも行けない」と現状を報告した。

ホワイト氏はまた、UNRWAと世界保健機関(WHO)のチームが攻撃を受けた施設に行こうと試みているが、イスラエル軍と取り決められたルートは「盛り土で塞がれている」とも指摘した。

UNRWAが運営している施設に避難している人の1人は、施設の近くに戦車が見えるとCNNに語った。「完全に包囲されている。建物の壁のすぐ外側にイスラエル軍の戦車がある。この地域での戦闘で破片による傷を負った人もおり、施設も損壊している」と状況を説明した。

イスラエル軍は24日、ハンユニスで作戦を続けていると発表。「軍事目標や前哨基地、インフラ、指揮統制所」を追跡しており、作戦は「数日間」続くと述べた。

UNRWAの避難施設への攻撃について、CNNはイスラエル軍にコメントを求めている。

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