韓国・梨泰院の雑踏事故、ソウル警察トップを起訴

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現場から改修された所持品の間を縫って歩く警官=韓国/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

現場から改修された所持品の間を縫って歩く警官=韓国/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

ソウル(CNN) 150人以上が死亡した2022年の韓国ソウルの繁華街、梨泰院での雑踏事故で、ソウル警察庁の金光浩長官が起訴されたことがわかった。

韓国警察は22日、金長官が雑踏事故をめぐり起訴されたことを確認した。金長官は事故をめぐって罪に問われている最も高位の警察当局者となった。

19日に公開された声明によれば、金長官は業務上過失致死傷の罪に問われている。ロイター通信が報じた。

事故の起きた22年10月29日の警察への通報の記録によれば、事態が悪化する4時間前には市民から過密状態に関する複数の通報があった。

警官4人が梨泰院に派遣されたものの、多くの人々がすでに道路にあふれ、人数が多いことから人々は身動きが取れなくなった。一部の人たちは他の人たちの足元に潜り込んでしまい、息ができなくなった。当時死亡したのは大部分が10代から20代の若い韓国人だった。

梨泰院に集まった救助隊や警官=22年10月30日/Anthony Wallace/AFP/Getty Images
梨泰院に集まった救助隊や警官=22年10月30日/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

韓国当局は事故後、ハロウィーンなどの祭りに集まった群衆に対処するためのガイドラインがないと主張し、遺族らの怒りを買った。

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