英独、ガザでの「持続可能な停戦」を呼び掛け

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(CNN) 英国のキャメロン外相とドイツのベアボック外相は、パレスチナ自治区ガザ地区での「持続可能な停戦」を呼び掛けた。しかし、「即時の停戦」は求めなかった。

両外相は連名で英紙サンデー・タイムズに寄稿し、「我々は、持続可能な停戦への道を開き、持続可能な和平へと導くため、できる限りのことをしなければならない。それは、早ければ早いほど良い」と述べた。寄稿では、「あまりに多くの民間人が殺害されている」とも指摘した。

両外相は寄稿の中で、「全面的かつ即時の停戦」を呼び掛けることが「進むべき道」だとは考えていないと指摘。即時の停戦は「イスラエルが自衛を余儀なくされている理由を無視している」との見方を示した。

両外相は、イスラム組織ハマスがイスラエルに対して野蛮な攻撃を行い、今も毎日ロケット弾を発射してイスラエルの民間人を殺害していると指摘。ハマスに武装解除を求めた。

両外相は、ハマスがガザで権力を握り続ければ、2国家解決への道の永遠の障害となると述べた。持続が不可能な停戦は、すぐにさらなる暴力へと陥り、和平に必要な信頼を築くことを難しくするだけだとも指摘した。

両外相は、より多くの支援物資を搬入し、より多くの人質を解放するため、さらなる戦闘休止に合意するよう外交的な取り組みを進めていると述べ、ハマスが人質を拘束していることは「和平への前進を遅らせるだけだ」と言い添えた。

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