がれきの下で幼い姉が妹をかばい36時間、無事救出 シリア

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がれきの下で幼い姉が妹をかばい36時間、無事救出

(CNN) トルコ南東部を震源とする6日の地震で大きな被害を受けたシリア北部の村で、がれきの下敷きになっていた幼い姉妹が36時間後に無事救出された。姉は隣に横たわる妹の髪をなで、顔を覆って粉じんから守ろうとしていた。

現場からのビデオには、倒壊した自宅のがれきの下から、姉のマリアムちゃんが救助隊員らに「ここから出して。何でもしますから」「あなたの召使になります」と小声で訴え、隊員が「いいんだ、いいんだ」と答える場面が映っている。

2人はベッドらしき残骸の上に横たわっていた。妹はイラアフちゃん。父親のムスタファ・ズヒル・サエドさんによると、「保護」を意味するイスラムの名前だ。

地震が発生した時、サエドさん夫妻と3人の子どもたちは就寝中だった。サエドさんは「地面が揺れるのを感じて、頭上からがれきが降ってきた。がれきの中に2日間閉じ込められた」と振り返る。

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