ロシア空軍基地への攻撃、ウクライナ関与か 米国務次官が示唆

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ロシア・エンゲリス市の防犯カメラの映像。午前6時ごろに爆発の光が空を照らす場面を捉えたものとみられる=5日/From Twitter

ロシア・エンゲリス市の防犯カメラの映像。午前6時ごろに爆発の光が空を照らす場面を捉えたものとみられる=5日/From Twitter

(CNN) 米国のヌーランド国務次官は6日、ロシア国内の空軍基地に対してドローン(無人機)攻撃が行われた事案について、ウクライナが関与している可能性を示唆した。ヌーランド氏はまた、ロシアのプーチン大統領について、民間人や民間のインフラを標的にする戦争犯罪に関与しているとして非難した。

ヌーランド氏はCNNの取材に対し、5日に行われたロシア空軍基地への攻撃について、誰も関与を主張していないとした上で、「しかし、その標的は、ロシアが重要なインフラを攻撃するために使用している爆撃機だった」と述べた。ヌーランド氏は、ウクライナの人々について、革新的であり、空や海で使用する無人機を独自に開発しており、それらは効果的なものだと言い添えた。

ヌーランド氏は、ウクライナに対してロシアを攻撃できる兵器は供与しないという米国の政策に変更はないと語った。

米当局者はウクライナで戦争犯罪が行われていると発言するものの、犯罪の捜査が進行中であり、特定の行為や行為者を明確に言及することは少ないが、バイデン米大統領は3月、プーチン氏を「戦争犯罪人」と呼んでいた。

ヌーランド氏はプーチン氏の戦争犯罪について直接言及した。

ヌーランド氏は、プーチン氏が全ての民家にこの戦争を持ち込んでいることを忘れてはならないとし、「それは戦争犯罪だ」と述べた。

ヌーランド氏は、プーチン氏が戦争の新たな段階を始めたと指摘。戦場で勝てなくなったため、ウクライナを凍り付かせることを決断したとの見方を示した。

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