金正恩氏「核部隊が準備整えている」 巡航ミサイル試験後に脅し

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12日の発射で北朝鮮のミサイル実験は今年26回目に達した/KCNA/KCNA

12日の発射で北朝鮮のミサイル実験は今年26回目に達した/KCNA/KCNA

KCNAは、12日の巡航ミサイルは海上を楕円(だえん)の8の字形を描いて3時間近く飛行し、その後目標に命中したと伝えた。

専門家の中にはKCNAの報道内容は信用できないとの声がある一方、ミサイル計画が進展し、巡航ミサイルが最終開発段階に達していることを示すものだとの声もある。

巡航ミサイルは弾道ミサイルより軽い物しか載せられない。従って、核弾頭を搭載する場合、弾道ミサイルよりも小さな弾頭を必要とする。北朝鮮は現時点で、ミサイルの種類に限らず、核弾頭を展開する能力があるとは証明されていない。

国連安全保障会議の決議は北朝鮮の弾道ミサイル試験を禁じているが、巡航ミサイルの試験は禁じていない。

韓国の国防副大臣は14日朝のラジオ番組で、一連のミサイル試験や威嚇的な発表から北朝鮮が7回目の核実験を準備している可能性があるとの見方を示し、「北朝鮮は戦術核の試験を実施したことがなく、核弾頭をより小さくし、それを証明する必要がある」と述べた。

前回の核実験は2017年に行われた。

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